協会の概要

私たち一般社団法人不動産流通プロフェッショナル協会は

公益財団法人不動産流通推進センターが認定した

公認 不動産コンサルティングマスターと宅建マイスターの有資格者で

下記の理念に賛同いただいた方々を会員とした団体です。

設立の理念

私たちは、不動産流通業従業者の啓蒙と育成を通し、

不動産流通業界を更に正しく発展させることにより、

日本国の産業の活性化、生産性の向上に寄与することを目的とし、

その目的に資する事業を行います。

不動産流通プロフェッショナル憲章

私たちは、不動産流通業従業者の啓蒙と育成を通し、不動産流通業界を更に正しく発展させることにより、日本国の産業の活性化、生産性の向上に寄与することを目的とし、その目的に資するために行う本協会の事業に積極的に参画するとともに、次の事項に関して遵守することを誓います。

推薦者のみなさま

公益財団法人不動産流通推進センター 元副理事長

浅野間 一夫


明海大学不動産学部長 教授

中城 康彦氏


住宅評論家・住宅新報顧問 

本多信博氏

 動かない不動産が流通するということは、その不動産を利用する者(個人または法人)が入れ替わるということである。ということは、不動産はそれを利用する個人または法人との関係を一体的に捉える目線がなければ本当の流通価値が生まれないということである。不動産流通を担うプロフェッショナルに高度な知識・見識、更には人としての品位・品格が求められるのはそのためである。

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 今般発足した一般社団法人「不動産流通プロフェッショナル協会」は日本国の産業活性化、生産性向上に寄与することを目的としている。人口減少、とりわけ生産年齢人口が急減し、いわゆるリタイアする高齢者人口が増える今後の日本社会で産業を活性化していくためには日本国民全体が新しい価値観のもとで新しい国造りを始める覚悟と決意を共有する必要がある。それは何かといえば、あらゆる産業、モノづくりの中心的価値観をこれまでの「利益増大」から「幸福増大」に転換することである。

 例えば、家づくりの中心的価値観をこれまでの企業利益増大から利用者である住まい手の幸福増大に変えていく。利益増大が優先されるとしばしば安易なコスト削減に走りがちだが、住まい手の幸福を最優先する思考があれば企業は新たな発想やアイデアを生み出し、ビジネスの活性化につなげていくことができる。

 不動産流通市場も同様である。不動産流通会社の中心的価値観が利益増大にある限り人口減少下での市場活性化は難しい。住宅を求める人たちの最大動機である「幸福増大」を企業もその中心的価値観に据えてこそ、新たなサービスが生まれ、国民の信頼確保につながっていく。

 とはいえ、個々の流通会社にしてみれば、自社が率先していわゆる顧客利益確保を優先する営業に転換するリスクは大きい。だからこそ今は不動産流通業界が一丸となってパラダイムを転換するときである。顧客利益(幸福)優先の営業手法に業界が一致団結して転換していかなければ流通業界に未来はないという危機感を今こそ流通を担う個々のプロフェッショナルたちが共有し、それを業界全体の認識に高めていくときである。高い職業倫理を共有する専門家らで構成される不動産流通プロフェッショナル協会のこれからの活動に最大級のエールを贈る。


不動産経済研究所 代表取締役社長

高橋幸男氏

 人間には適度な負荷が必要だ。負荷が無ければ心身は弛緩してしまう。けがを防ぐためには、骨に衝撃を与えることが重要だそうだ。それによって骨密度が高まる。骨に直接響く運動、例えばジャンプなどが有効だという。適度な衝撃は、骨を傷めるのではなく、逆に骨を強化する。

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 「不動産流通プロフェッショナル協会」は、不動産を取り扱うプロの骨格強化につながる最適な負荷装置である。不動産のプロは、各種資格を有し、業務の信頼性と倫理の向上に勤めている。しかし、それはプロとして果たすべき責務の最低条件に過ぎない。その上にさらに自ら負荷を課し、知見と能力と品格を高めていくのが、真のプロフェッショナルのあるべき姿だろう。その基盤を整備し提供するのが、「不動産流通プロフェッショナル協会」の役割だと理解する。

 税務、法務、評価をはじめとした不動産にまつわる様々な分野には、それぞれの道を究めたプロフェッショナルが存在する。不動産のプロフェショナルは、そのようなプロフェッショナルたちと連携し、不動産価値の最大化という横串を通すことで、1+1が3にも4にもなる相乗効果を生み出すことができる。それを支え先導するのが「不動産流通プロフェッショナル協会」だ。今後の活動に期待したい。


友好団体のみなさま

神奈川県不動産コンサルティング協議会


(令和6年5月30日)

真鍋 茂彦(代表理事)

奥田 佳子(常務理事)